死に浮かぶ

死に浮かぶ生としての模様 偶然により ただ浮かび上がる 個としての苦しみ 砕け散らばり漂う自由 枠の中で 静かにショートする 小さな爆発を繰り返し やがて死に溶ける ただそこに在った 模様

車の意思

にんげん、なんのために生まれてきたか?という問いの答えは簡単だと思う 遺伝子の発展のため それだけだと にんげんは遺伝子のための乗り物 なにを得ようと成し遂げようと、それに変わりはない だからその中ではきっと、わたしのような社会に馴染めないダメ…

仄暗いポケット

ことばのない一筋の光が分散した仄暗いポケットの中で物言わぬ猿が泣いている 明け方過ぎの霊柩車は秩序をのせて飛んで行く さようならさようなら みんなはまだ 夢の中 そのままいつか 星が消えたら

自分がいつの間にか弱者なんて呼ばれるところに当てはまってしまったからそう見えるだけかもしれないけど、厳しいな生きるのが下手な人間は生きるのが上手い人間に金を払って助けてもらうしかないけどそもそも金がない、という もちろん、日本独自の様々な制…

フリーズ

眠りにつくのが物悲しいときがある よくわからん感情一日のゴールに辿り着くのが怖いのかもしれない 起きてまたスタートすることも心に余裕がなく、焦りばかりがあるからでもそうやってモダモダしてると本当に眠れなくなる あちゃー

おにぎり

幸せになろうとしないことが幸せへの第一歩かもしれないと そう思いました そもそも幸せなんて明確な形のないものを夢見るのは間違っている 他人の提示する幸せに惑わされず、自分でおにぎり握って形にしないとなにも手に入らないのだ

死にたい呪文

そう言えばすべてのことから許されるような気がして、「死にたい」と言ってしまう わたしの中でその言葉は、言わずにはいられない強迫めいた呪文のようなものだ 切腹の文化を知らず知らずのうちに受け継いでしまっているのかもしれない 悲しい日本人の性かも…

ひとりあそび

だれも大切にしてくれないわたしだから、わたしも大切にしない みんなといっしょになって貶していたほうが気が楽だから そうやっていれば、わたしだけは許される気がして わたしは、わたしの目を見ることができない 数十年もの間、黙殺し続けてきたあなたの…

わたしがお前に戻る日

人生は長い夢 早く醒めてくれ たぶん地球上すべての生き物はどこか果てしない場所で眠る誰かの夢に登場するひとつでしかないんだ あまりに長くそいつが眠っているから、それらひとつひとつに自我が芽生えてしまった 眠るそいつの脳とわたしたちは繋がってい…

しなだれかかる

なりたい職業ってありましたか?と聞かれて困ってしまった 世捨て人になりたかったとか、スピッツになりたかったとか そんな通常の人間からしたら馬鹿げた空想でしかない夢に縋って生きてきたんだな 「ありません」と答えたら、すべてがパチンと割れて拠り所…

文脈逃避行

昨日と今日が続いていかなくたって、いいよ 脈絡のない行いで全てを台無しにしたとしても 見当をつけることにはほとほと飽きたんだよ 寝て起きたらまた昨日の続きを考える生活が僕の文脈の根元を腐らせる 血が巡らないんだよ毎日 だから俺は逃げ出すことにし…

声の無い犬/足の短い猫/片羽の天使

不完全なものは美しいね 切なくなる 不完全なものは かわいいね かわいそうだから どこにも逃げることができないように 羽をもがれて育った者たちは 歳を重ねることはできても いつまでも大人になれない いつまでも夢を見ているよ 失った羽が再び生えてくる…

見たかった気がする

こんな画が見たいなって気持ちから、それを絵などに昇華してみようと試みる行為。小学校低学年の頃までは確かにあったけど、いつからかさっぱりできなくなった。そもそも画が浮かんでこなくなった。脳みその中の想像力に関する回路がぶつりと途絶えた。他人…

怒る生ける屍

楽しいとか、気持ちいいとか、心の有り様について考えるとか、そういうことは無駄なこととして省かれる社会なのだろうか。そこを救いになんとか生きてる人は多いと思うのだけど。 どうにも社会は、個人が物事を考えることを妨害したがっているように思えてく…

天使・うんこ踏んづけ・どん滑りダッシュ

おまじないなんて、唱える言葉はどんなものでもいいよね。忍たま乱太郎なら「かんぴょう・とうふ・イカ・オムレツ・ぜんざい」(九字護身法の間違い)、ドラマ版セクシーボイスアンドロボなら「バテレン・レンコン・トマト甘ーックス!」(トマトはMAX説もある)…

明日、カレーライスが食べたい。

昨日の夜中は頭が痛かった。もがき苦しみながらなんとか眠った。起きたら痛みは消えていた。今は頭が痛くない。頭が痛いのはとても辛いことなので、それがない今はとても幸せだ。 明日、カレーライスが食べたい。でも明日、わたしはカレーライスを食べないだ…

名前の呪文

自己紹介で自分の名前を口にするとき感じる違和感はなんだろう。これがわたし?よくわからない。識別するための名前。もう数十年この名前で生きてきたのに、いまだによくわからないのだ。ただ何か適当な呪文を唱えているような不可思議な気分になる。 「水際…

何もわかりたくない

わたしの中のあなたはあなたではない。あなたの中のわたしはわたしではない。わからないからわたしたち、お互いに救いあえている部分がある。痩せ細った糸のようなギリギリのところで保っている。それを切らずにいることをどうか許してほしい。 わからないか…

ときめきは心臓に悪い

どうも心臓に乱れのあるわたしには、心跳ねるようなときめきはいらない 心臓に悪いから ただなんとなく思い付いたら一緒にどこかへ旅に出たりできる人と出会いたい このままでは路上で潰れたガムの如く、部屋にへばり付いたまま死んでしまいそう

untitled

川の流れの中に見る砂金 淀んだ心に迫り来る戦況 いつもと変わらない わたし、着の身着の儘 わがままばかり頭抱えて混乱 地に落ちた心に降り注ぐ現況 何も見ないふりしてない? あなた、いつも気まま気まぐれ

誰でもない誰か

誰でもない誰かに救われる その誰かが、どこかの形ある存在だということを知らないほうがいいときもある そもそも人間は皆、どれだけの月日を共に過ごしたとしても、それが誰であるだなんて明言できないのだろうけど あなたは誰ですか

考えたこと殴り書き

いろんな人と街ですれ違うたびに、産む/産まれる行為ってとても残酷なことだなと考えた。 やっぱりわたしは、赤ちゃんが産まれました!みたいな一般的にはお祝い事とされることを「おめでたいなぁ」とは思えない。「なんて残酷なんだ……」と思ってしまう。産…

みんなおかしい

電車の中のみんなの足は素直。 パタパタと足を忙しなく動かし音を立てる男に心の焦りを急き立てられるようで居た堪れなくなり、わたしは彼から逃げるように端の車両へ行って立ち尽くし、降りる駅を待った。 みんなおかしい。みんなどこかしらおかしい。自分…

日記から話が飛んでまた日記に戻ったりするけど結局よくわからない日記

「あなたのいいところは、丁寧でやさしいところ」 お医者の先生にそう言われた。ショックだった。あー、またこれだと思ってしまった。 わかってる。長所として挙げられるような特徴的な部分がないから、当たり障りのない「やさしい」を使っているだけ。医者…

だからだめなんだよ

だからお前はだめなんだと関わったことがある人みんなに思われてるような気がしている。被害妄想20%事実80%くらいの割合なんじゃないか等。 どうすればよいのか考える。人とは生きている限り多かれ少なかれ皆お互いに迷惑をかけてかけられて生きている。それ…

untitled

猫は一度鳴いたきり、こちらを見ない。なにかこちらに伝えようとしていたことさえ、どうでもよくなってしまったのだろうか。それに比べてわたしときたら、お前が鳴いてからというもの、お前のことしか頭にないのに。 朝が来て、熱い光が身体を刺す。猫はけむ…

センチメンタルゴールド

一点を見つめ続けていると意識が遠のいていくような不思議な感覚に陥る。凸凹の線路の砂利が平面に見えるようになったら落ちた合図。 「あ、センチメンタルゴールド。」 意味がわからなかった。多分、山口百恵の「イミテーションゴールド」と、松本伊代の「…

神様のいきどおり

階段が降りてくるのを待っている。青空を見上げるたびに出口を探している。でもそんなものは無いんだな。空に避難はしごは無い。そのことを考えるたび、いつも閉じ込められているような気持ちになって立ち尽くす。出口の無い星に乗っている。身体。なにも残…

誰のものでもない

先に見つけたから、わたしのもの お金を出して買ったから、わたしのもの 名前をつけたから、わたしのもの 契約書を書いたから、わたしのもの ちがうよ そんなものに鎖のような拘束力はない それはそれであるだけ 個である 誰のものでもない あなたのものでも…

濾過

死ぬしか方法がないと遠回しに言われているような気分。 そんなことないのに、勝手にわたしの脳みそがそう変換して伝えてくる。 ネガティブ変換機。これはすごい。どんな楽しい事柄も全て見事にネガに変換してくれる。圧巻。感嘆。神業。 おかげさまで今日も…