休符

 

昔の人だって、今のわたしと同じような説明し難い寂しさとか、得体の知れない不安に苛まれながらもがき苦しみながら、それでもなんとか毎日をやり過ごして、そうやって生活を送りながら、死んでいったんだ。

 

みんないつの時代を生きていても、心のどこかから入り込むすきま風の寒さに小さく震えていたんだ。

 

わたしたちはみんな一人ぼっちだということを知って、打ちひしがれたりしたんだ。

 

それでもなんとか生きて、死んだんだ。

 

わたしにもできるかな。

この寂しさを掻き消すんじゃなくて、そっと抱えたまま生きて生きて生きて、そしていつか死ねるだろうか。