自己愛の延長線

 

人と関わりたいとか恋をしたいとか、そういう感情には純粋に相手を求める気持ちとは別に、相手の中に自分を探している部分があることに気付いた。

 

相手をまっすぐ見つめているつもりが、無意識に相手の中に自分を探している。手さぐりだった「自分」のあやふやな かたち を、相手の中に見え隠れする「自分」のかけらで少しずつ固めていく。

 

「私のこと、もう好きじゃないのかな」って感情は、「“私”が見えなくなった鏡はいらない」って言葉に置き換えることができるかもしれない。

 

鏡、イメージの拡張。自分が拡がっていくような感覚があるから、鏡を見つめてしまうのかな。

 

相手の中にわたしが見えると安心できる。逆に、相手の中に他人が見え出したら怖くなる。わたしだけを映す鏡のはずが、わたしの知らない誰かを映していることへの恐怖と嫌悪。

 

これってものすごい相手に失礼だ。

自己愛の延長でしかない、愛。