祈りが呪いのように

祈りが呪いのように身体にへばりついて剥がれない。道端に吐き捨てられたガムと同じ。汚らわしいいやらしい祈り。なんの気持ちもなくただ打ち込まれた祈りは目にした瞬間呪いに変わる。逃れられない。離してくれない。わたしの視線を固定する。祈られるたびに身体は動かなくなった。誰のためでもない、ただ聞こえの良いだけの祈りが苦しい。